代表あいさつ

合同会社アイディーイー代表の井手と申します。

合同会社アイディーイーは2011年に経営コンサルティング会社として、アイディーイーのCFOである若林とともに、個人事業としてスタートしたIdeBrothers&Copmanyの流れを受けています。

IdeBrothers&Copmany起業から約10年。

30代だった私は、IdeBrothers&Copmany解散後のこの10年間で、東証一部からベンチャー企業まで多くの企業で働き、経営に必要な経験をしてきました。

言葉を選ばずにあえてお伝えしますと、30代の時の価値観は、「お金を稼ぐこと」でした。

スキルを身に着けて、積み上げる。そのスキルが必要な別の会社に転職し高く買ってもらう。

このような価値観と生き方で年収を上げてきました。 数多く一緒に働く仲間の中で、30代最後に巡り合った私の上司が、会社を去る前に話してくれたことが、私のその後の価値観を変える大きな出来事となりました。

その方からは、色々なことをたくさん教わりましたが、一番強く印象に残っている会話の内容です。 「人が亡くなる前に思い浮かぶことは、お金のことでもなく、仕事のことでもなく、家族のことです。今、小さなお子さんがいるのなら子供や家族と過ごす時間を大切にされたほうがいいですよ」

後から知ったことですが、この話はapple創設者スティーブ・ジョブズの話でした。

巨万の富と名声を手に入れた彼が亡くなる前に話したことは、「もっと家族と一緒に過ごせばよかった」という後悔の言葉だったそうです。

その出来事から約2年。

これからの生き方を考えながら過ごしていました。

そのような中、母の夢である訪問看護事業を運営する運びとなりました。

会社員をしているときは、近くに住んでいてもあまり関りを持つことがなかった両親・そして弟。

訪問看護を運営することをきっかけに、会社について事業について話す機会も増えました。

訪問看護事業を始めたことで、一緒に協力して共に、成し遂げる機会ができたと感じています。

会社を通して感謝するとともに、経営理念である【関わる全ての人に喜んでもらえる会社】家族、従業員の方々、ケアマネや相談員の方々、そして地域の方々など、関わる全ての方のご縁に感謝し、喜んでもらえるよう邁進します。

職員の方々に関しましては、人生の貴重な時間の中で合同会社アイディーイーで共に働いていただき、心から感謝申し上げます。

合同会社アイディーイー 代表 井手 健博